本文へスキップ

株式会社 小西鍍金はめっきを専門とする表面処理会社です。

種類及び特長

硬  度  ヴィッカーズ硬度Hv800〜1200の硬さがあります。電気めっきの中でも高い硬度で、熱処理鋼、窒化鋼などよりも遥かに硬度が高いです。
肉盛り性  寸法補正を目的とし、さらに耐摩耗性・耐食性・切削加工性などが同時に要求されることが多い。
潤 滑 性  潤滑性には、低摩擦係数によるもの、保油製によるもの、なじみ性によるものがあり、それぞれの使用目的に応じて適切な潤滑性の得られるめっき皮膜の選定が必要です。
型離れ性  金型に要求される特性で、一般的には硬度が同時に必要となるため工業用クロムめっきが活用されている。
低摩擦係数  すべり性とも称されている。耐磨耗性や潤滑性とも深い関連があり、製紙ロール、繊維機械の糸送りローラーやガイドなどに要求される特性である。一般的には工業用クロムめっきが用いられている。
 硬質クロムめっきは青白いさえた光沢があり,耐食性(塩化物を除き)大気中,水中では優れた耐食性を持ちます。バフ研磨,ヘアライン加工、加工まで対応可能。
 フラッシュクロム(当社のHv1000以上のものをフラッシュ)めっきでは1μから膜厚に対応しております。
試験
方法
原 理 適用
熱処理部品
特 色 備考






 対面角136 度のダイヤモンド四角錐圧子で試験面にくぼみをつけた時の試験荷重とくぼみの対角線長からくぼみの表面積を求めて値を出す(換算は自動的) 高周波焼入れ、浸炭、窒化、電気メッキ、セラミックコーティングなどの硬化層が薄いもの浸炭、窒化処理品の硬化層深さ  小さい試料、薄い試料などに適している圧子がダイヤモンドなのでどんな硬い材料でも試験できる JIS Z2244
硬さ試験法の種類とその適用部品
名 称 適用
材質
層厚さ
(μm)
目的・特徴 備 考
四三
酸化鉄
(黒染)
S45C
SS400
SKS93
SPCC
SUJ2
>2 塗装下地外観(光沢あり)パーカーより錆やすい< 四三酸化鉄被膜(黒色)を形成させる化学処理
パーカー
(パーカー
ライジング)
S45C
SS400
SKS93
SPCC
5〜10 塗装下地に優れる防錆、耐磨耗性 表面にリン酸(リン酸亜鉛系・リン酸マンガン系)被膜生成させる化学処理




ユニ
クロ
(白色)
S45C
SS400
SKS93
SPCC
5〜20
<50
防食性、装飾性 亜鉛メッキの後処理として行なわれる。クロメート被膜は60℃以上に長時間加熱されると耐食性が極端に低下することがあり、使用上注意。膜厚が部分的に変化します。






黄色
黒色
緑色
無電解
ニッケル
メッキ
S45C
SS400
SKS93
SKD11
SPCC
SUJ2
3〜8
<30
防食性、耐磨耗性、電磁波遮断性はんだ付け性 膜厚管理が容易
密着性に優れる
硬質
クロム
メッキ
S45C
SKS93
SKD11
3〜7
<500
耐磨耗性優秀、肉盛 素地をいためる事なく、メッキだけはがすことが出来ますので何度でも再生できます。