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株式会社 小西鍍金はめっきを専門とする表面処理会社です。

VBC処理について

◆VBC処理『Very Iow Black Chromium Direct』について◆
VBC/U VBC/D
←Very low Black→
Chromium Direct処理膜

←ニッケル系メッキ層

← 素 材 →
(1) 優秀な防錆能力は他に類例を見ないようです。 (1) 耐温度性能は、400℃〜-30℃付近迄密着します。
(2) 腐食性ガスにも良好です。 (2) 加工前後で膜厚は殆んど変化しません。
(3) 実用上の加工材質が豊富です。 (3) 180℃〜360℃の繰返屈曲にも剥離いたしません。
(4) 時効効果が大いに期待出来ます。 (4) 時効効果数ヶ月にて実用上、安全で充分な硬度を発揮します。(5μm厚以下ですから、皮膜のみの硬度測定は困難です)。
(5) 冷温加工ゆえプラチック、ゴムetcとの結合部品も、そのまま、加工出来ます。
(6) 液の自己分解はなく、殆んど疲労いたしません。
用 途 用 途
( 1) 防錆力を要する機構部品 (1) 精密加工面(ハメアイ・精密ネジ部)への防錆処理。
( 2) 精密な部品 (2) 黒色かつ防錆を要する部品
( 3) 繊維機械部品 (3) 屈曲性ある部品への防錆
( 4) 航空機部品 (4) 有機材との組合せ部品
( 5) 複写機部品 (5) 坊眩を要する部品(ワイパー etc)
( 6) 工作機械部品 (6) 温度変化のある部品
( 7) 黒色部品 (7) その他、一般防錆部品
( 8) 理科学機器部品
( 9) 銃砲器部品
(10) 腐食性の地域にて使用される部品
防錆力・膜厚・加工材質・色調 防錆力・膜厚・加工材質・色調
(1) 防錆力(JIS Z 2371) (1) 防錆力
 =経時不動能態膜生成に依る、超長期防錆能力。
(2) 膜厚 (2) 膜厚 =約2〜3μ
(3) 加工材質
 =鉄、ステン、錆鉄、銅・黄銅青銅・亜鉛、鉛・アルミ・銀ロウ他多数。メッキ面上にも可能です。
(3) 加工材質
 =アルミ以外は上記と同様です。
(4) 色調=黒色 (4) 色調=黒色
『Very Iow Black Chromium Direct』処理とは・・・
 超微粒子セラミックス状に電析されたVBC皮膜層の高耐食性・薄膜(1〜2μ)・素材一体化を利用した新世代型表面改質・技術です。
 現在VBC処理は、一般的なメッキでは成し得なかった薄膜・高耐食性・二次高度機能の付与(表面設計一固体潤滑性・耐薬品性・物性調整等)等の内容が半導体・液晶装置・無塵化処理・基盤実装装置や画像処理・医療機器といった精密電子機器に用いられ、装置の高性能化に寄与しています。
『Very Iow Black Chromium Direct』皮膜
 セラミック系超微粒子積層体の自成する微細なる立体状クラック群により、
密度は薄められ分散化される。結局、全体的に耐蝕性の向上をもたらし、優位なる皮膜性能を発揮しているようです。
『Very Iow Black Chromium Direct』耐食性能
 VBC皮膜は、従来のJIS標準の技術的概念を凌駕を防錆性を発揮します。例えば、写真の部品(スライドガイドブロックガイドレール)は、既に皮膜の摩滅を示しながらも。