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                        1.他の呼び方Ni、電気ニッケル、電解ニッケル、電気Ni、電解NiJIS H 8617
 対応英語: electro nickel plating 
                        2.その他のめっき加工処理ニッケル皮膜が必要で、かつ硬度が必要な場合、寸法精度を維持したい場合は、電気を使用しない無電解ニッケルめっき加工処理をお奨め致します。 ニッケルめっき加工処理の特長
                        ステンレス鋼・鋳物などの材質に対しても良好にめっき加工処理ができます。「耐薬品性」があります。 鉄に対する防錆機構鉄より腐食し難いめっき皮膜で鉄を遮蔽して防錆します・・・遮蔽防錆作用。 腐食の形態ニッケルめっきの皮膜のピンホールなどの欠陥を通して鉄の赤さびが先に発生します。 外 観黄色味の金属光沢。 電気ニッケルめっき加工処理と無電解ニッケル処理との比較
                        
                          
                            | 比較項目 | 電気ニッケルめっき | 無電解ニッケル |  
                            | エネルギー源 | 外部直流電源からの供給 | 還元剤によるイオンの還元 |  
                            | 金属の供給源 | 陽極よりの溶解 | めっき金属塩を補給 |  
                            | 厚さの均一性 | 不均一なめっきとなりやすい | 均一なめっき |  
                            | 融点 | 約1450ºC | 約890ºC |  
                            | 硬さ | Hv150~250 | Hv500±50 熱処理でHv1000程度 |  
                            | 磁気特性 | 強磁性 | 非磁性 (リン:9%前後以下は熱により磁化)
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                            | ピンホールの出やすさ | 下地の影響もあるが多い | 下地の影響を受けやすい |  |